2021/04/04
簡単に出来るババガヌシュです。
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ババガヌシュとは
中東、イスラエルで愛される料理で、ナスのペーストです。 この時季(夏場)はナスが旬で身体を冷やす効果もあるためよく作る一品。
同じく、胡麻のペーストであるタヒーニ(テヒナ)、ひよこ豆によるフムスの兄弟みたいな位置付け、とても美味しく白ワインとよく合います。
ナスを用意する
今回はナスを3個分ほどババガヌシュ化します。
まず、洗ったナスにフォークでプスプス穴を開けていきます。
10回ほど刺せば良いかと、これにより熱の通りをよくしています。
そのナスを縦に一刀両断。 ナスの内側にも包丁で軽く切れ目を入れて、熱の通りを良くしておきます。
オーブンで焼くわけですが、予めクッキングペーパーを敷き、オリーヴオイルを少量垂らしておきます。切ったナスの両面にオイルを馴染ませて、ナスの皮が表側になるよう並べましょう。
皮付きのにんにくを3つ、こちらもオイルに馴染ませてここからオーヴンで40分焼きます。
簡易タヒーニを作る
その間、簡易タヒーニも作っておきます。 白胡麻をワンカップ、ミルサーで粉砕。
これだけ、胡麻そのものとオイルでねっとりした塊になるでしょう。ナスが焼き上がるまで冷蔵庫に保管。
焼き上がったナスを
40分後、ナスが焼けました。充分火が通っているかと思います。
ここで20〜30分休ませて粗熱をとりますが、スキップしても大丈夫です。
焼き上がったナス、少し勿体無いですが、スプーンを使って皮を剥いでしまいます。
ナスの先っぽからヘタに向かってスルスルと剥いてしまいます。
実だけになったナスを先程の胡麻ペーストの容器(ミルサーの)にいれ、一緒に焼いたにんにく3個も硬い皮をとって、
大さじ3杯のレモン汁とおおさじ1杯のクミンパウダーを足してペーストにします。
ペーストの粗さはお好みで。
ババガヌシュはちょっと粗めの方がトラディショナルでらしいですが、うちはもっとミルサーで挽いてシルキーな仕上がりにしています。 見た目はタヒーニに近くなります。
出来上がり!
最後に、オリーヴオイルをペーストの表面に薄く垂らし、ペーストの酸化を防ぎます。
少し冷蔵庫で休ませて冷たい舌触りの方が美味しいと思います。
何にでも合う万能ペースト
今回は敢えて塩、胡椒は使わずに作りましたがお好みで味付けしてください。 レモンジュースの酸味と胡麻の深い風味だけでも充分濃い味が出てくると思います。
サラダのドレッシング代わりに
揚げ物のディップに
カレーやサブジと合わせて
パンやロティにも
酒がすすみます、、、
いや止まりません。