西式による色彩と健康　皮膚と衣服の色

time 2020/01/22

西式健康法には色彩に言及したものがあり、食物の色や衣服の色を意図的に選ぶことでその人の健康面や能力改善に役立つそうで、色彩の持つ力が人体や人の性格に与える影響は大きなモノがあるといいます。

衣服と皮膚の色についてです。

その人の顔色を視て判断する。

病気の種類により判断する。

まず、顔色と皮膚の色調で病気の傾向と服装など好みの色と性質について

１、赤、橙、黄は熱性的光線で、情熱的表現色

２、紫、藍、青は冷性的光線で、鎮静的表現色

となる。

一度疾病に冒されるとそれぞれ代表的な色彩が皮膚に現れますが、これはその色素が体内に欠乏し不足を訴えていることですから、そのまま欠乏している色の食物を摂り、その色のスペクトラムの時間帯太陽光を浴び、その色の衣服を着る工夫をすることで健康色に回復します。

赤は活気、活力、意志、情熱、権力、勝利、喜悦など非常にポジティブな意味を持ち、赤を好む人は優しさを感じさせますが反面心臓の弱い人が多い。

女性も赤を好む方はおてんばが多い。

また、子供の頃に赤い服を好んで着る幼児は発育旺盛の証拠となり、逆手にとって幼い頃に赤づくめの服装で身を包んでおくと、その子は元気に大きく成長します。

これは怒りと激烈さを表しています。　しばしば中華料理店などは壁や装飾が深紅色に施されておりますが、こういった空間では客同士が揉め事を起こしたり、中にいる人々がそわそわしたりと落ち着きがなくなりますが、反面酒の売れ行きは非常に伸びるそうです。

獣のような愛情。肉欲的な情を持ちやすい持たれやすい色。

喜悦を表す。知識的な喜びを意味しますが、もし身近にいる誰かが橙色の皮膚をしていれば、遠回しに胆嚢障害や胆石を警戒するよう伝えましょう。

向上心、快活、明朗、明快を表しています。　しかしこの色は肝臓疾患をも表し、赤色に近い興奮性も孕んでいます。

嫉妬を表すそう。そして人の皮膚が緑に見える時は、脾臓に障害がある有力な証拠となり転じて眼の艶が消えるといいます。

何故嫉妬かというと脾臓に障害があると嫉妬心を呼び、伝染性疾患にも冒され易くなります。逆に緑色の食物を与えるヒステリーが落ち着くとありますから、パートナーの気質に悩むかたは緑色の食べ物を多く用意することが、お互いの幸せに役立ってくれるでしょう。

後悔、悔恨、失望、失意など悲観的な状態を表す。皮膚が青い黄色い人は往々にして消化器疾患が多く、ネガティブ感情に沈む傾向があります。楽観主義の人に胃の悪い人は見当たりません。

エレガントで温厚、従順さをも表しますが、健康上には血管の障害を起こす場合があり、特に紫色を好む女性は比較的気が小さく、内気な人が多いようです。

憎悪、怨恨、悲哀、恐怖などを表し、健康上には腎臓や副腎障害の人が多いようです。　ただし、黒は体温の保持に最も理想的な色で、夏場を除き服装は黒色に近いものを選んでおけば保温を助けてくれます。

謙遜と恐怖を表します。

白は清淨にして潔白を意味し、白い肌の人の多くに循環器疾患が認められます。

穏健、優雅を表し、健康体の表現。

そこで、洋服の場合は黒と白の中間であるグレーが夏服に適し、その他の季節は黒系統を着れば健康上の色彩に合致したことになりますから、多少粗食しても栄養不良にはならないという特質があります。

衣服の色彩

健康を保持する上での基本的色彩の振り分けを人体の部位で上からみゆきます。

頭部	藍色	帽子や頭巾、手拭いなど頭に巻くもの。
顔面	青色	日除けに、サングラスやゴーグルの色に。
咽喉部	空色	襟元から両腕の上半分はこの領域。　空色のマフラーはおすすめ。
胸部	碧色（深緑）	両腕の下半分。
胸壁	緑色	半カッパなどは緑色が適当となるとのこと（？）
下腹部	赤色	赤い下着は元気を呼び起こす。
股部	緋色（スカーレット）	〃
腿部	橙色	〃