2021/04/04
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もくじ
日本語と英語の壁
私の伯母はスコットランドの人で、連れ合いはオーストラリア人。 幼少期より英語の交ざる環境がありました。
おかげで、ネイティブ同等とはいきませんが、いわゆる日常での英会話にはさほど苦労することもありません。
しかし、日本人として日本語と英語の言語的な性格を比べると、
もう見事に真逆で、残念ながら学校教育で勉強しても生きた言語は身に付かないでしょう。
これが、英語とフランス語やイタリア語との差でしたら埋まるであろう差が、日本語と英語の間には存在しません。
ですから、日系の飛行機に乗っていつも思うことは、空港職員やフライトアテンダントさん達でさえ、かなり語学を勉強して資格なども得ているのでしょうが、現場では苦労しているなぁという点です。
そんな視点から、スムーズな英語をどう身に付けるかの私見です。
語学は頭では習得できない
後天的に言語学習をするには、学習という概念が曲者に違いありません。
勉強が趣味で楽しくて仕方ないという人以外、そもそもやりたくないけれどもやらなくてはいけない的なスタンスは、重い荷物を背負って山登りをするようなものですから、まず荷物を捨てる或いは山登りをやめることが大切です。
教科書的でなくてより現実の世界に近づくには、英語学習を英語遊戯に変えられるかが鍵になります。
英語を学ぶ主人公が楽しむ環境をまず追求しましょう。
英語は掛け算で
学校学習を足し算としましょう。 これは当たり障りのない内容で、みんなが平等に学ぶ環境、主人公は残念ながら一人一人の生徒ではありませんし、教科書の内容も決められています。
そこで、
情報集めには英語を
情報集めの際に国内だけで検索するのをビンの中で見付ける情報とすると、ビンは出口で一度くびれ外の世界に出ます。このくびれが英語ですから、このくびれを楽しんだもの勝ち。
外には質の高い情報がゴロゴロありますが、言語のフタのある限り無縁の世界です。
そこを果敢に攻めてゆくのですが、続けていると自分の中にもうひとり英語脳な自分が形成されてゆきます。
箸にたとえてください。右利きの人が左手で箸を扱うのは難儀します。が続けていくとかなり使えるようになるものです。 そこで左手でも欲しい、何か美味しいものを探すのが大事になってきます。 両利きには成れなくとも使えるようになります。
自分の趣味と掛け合わす
大切なのは英語を学ぶのではなくて、英語で何かを学ぶです。
これは教科書での学習と比べると次元が違い、かつ自分の好きな分野を選べますので、冒頭の荷物を背負って山登りという状態からは気楽になるでしょう。
例えば、
私ならば、よく使ってきたのが海外の
- グラフィックソフトやWordPressのチュートリアル
- マーケット情報
- 料理のレシピ
- 翻訳された本のネイティブレビュー
- 薬の知識
- ヴィーガンシーンの動向
- etc
などキリが無いほどですが、やはり検索する土俵が大きいほど良質な情報もたくさんあって楽しく学ぶことができます。
今は分からないところは、Googleが瞬時に翻訳もしてくれるので、英語に日本語を交えながら、どんどん英語の使い方に慣れていくことが出来ますが、それに頼り過ぎてはならないのがコツです。
文脈は自分で捉えて単語は調べるといった調子になります。
海外ニュース&ドラマ
これは本当におすすめです。 単に海外のドラマやニュースを字幕で視るのではなく、英字幕で視るのです。
ドラマとニュースの両方でやるべきでしょう。 フォーマルな言葉遣いからストリートで飛び交うカジュアルな表現まで自分の中の英語を学びたい意識は子供のように純粋にこれらを吸収します。 英字幕がでますから意味が分からなくとも、ついて行ける、聴き取りの足しになる、文法を知ると非常に大きなメリットがあります。
海外ニュース
また、世の中の動向に対しても違った視点が出来てくるでしょう。
政治の話になってしまいますが、海外のニュースと日本のニュース(わたしはNHKも英語で視てる、ペースが緩いのでオススメ)を見比べると、日本の報道はバカバカしいほど中国寄りな印象を受けることがよくあります。
海外ドラマ
※ニュースや学校教育じゃ到底使われないような過激な表現でも何でもござれ。
これがいちばん楽しめ、かつ肌に馴染んでくるものです。 なにせ元が娯楽なものですから、ちょっと聴き取れなかったり、気になった表現はすぐにバックして確認したりして、遊びの要素が多い。
しかし人は遊びにこそ真面目になれるのかも知れません、私だけでしょうか、、、^_^;
そんなこんなで、うちは常に海外ドラマが流されていて、もともとテレビっ子ではないのですが、ついついハマってしまった作品がたくさんあります。
ここ数年で特におもしろかったのは、
あたりでしょうか。
古いのばっかで申し訳ありませんが、、。
説明書より物語
要するに堅苦しいのはダメだと思うんですよ。 同じ内容の読み物でも、それが無機質な説明書であるのと、ハラハラドキドキするような物語であるのでは読後の印象が違う筈です。
まず、楽しい何かを見つけて、それの英語版と洒落込みましょう。
海外に出る
英語を習得するのに旅行や留学をする方も多いでしょうが、これも同じ理窟で行って遊べる国が一番いいです。
どのみち、機上の人になってしませば、そこからもう英語圏。 どの国に行こうが、もはや英語を使わざるを得ないので、
それならば、私なら南国のポカポカした国に行きます。
勉強じゃなくて、遊びに行くんです☼
アジアがおすすめ
同じ英語を話す人々でも、骨格が近いせいかアジア人のスピーキングはどうも聴き取りやすい。
また、英会話に不慣れな人には話す相手もネイティブじゃないほうが、却って分かりやすく楽しいものです。 どのみち、日本人より英語の下手な民族もいませんから、どこにいってもいい経験ができるでしょう。
英会話の苦手な人でまずは自信をつけたいならば、タイや台湾をおすすめします。相手もまた似たり寄ったりです。
逆にまずまず堪能でぐいぐいディープな所まで行けるなら、マレーシアやシンガポールがおもしろいかも知れません。
今は情勢が悪いですが香港もいいと思います。 非常に楽しい場所です。 ただ、わたしの感覚ですと香港の人々は思ったよりもネイティブ感はありませんでした。
難しいのはインドでしょうか。 英語だけども何を言っているのか分からないww クセがとても強いですね、人生が変わるほど魅力的な国でもありますが。
まとめ
ザッと私なりの感覚とやり方を書いてきましたが、つまるところ右利きの人が左手で箸を扱うのと似ています。
最初は難儀しますが、続けていると動いてくるものです。 そこで、左手でも食べたい何かを見付けることが上達の鍵で、右手を使う感覚は最初から捨てましょう!
海外のサイトには優良な情報が多いので、是非英語で検索されてください。
また英語&英字幕でのテレビ番組垂れ流しは本当に英語に強くなり、
そんなことの繰り返しが、日常でひろえる英語フレーズを格段にアップしてくれます。
本当に使える能力は遊びで身に付けましょう。
楽しんだもの勝ちです♪