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世界中の難病患者に贈る!! 甲田光雄先生のラジオ出演記録 5/6

time 2019/06/07

世界中の難病患者に贈る!! 甲田光雄先生のラジオ出演記録 5/6

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甲田光雄

大正13年大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。
中学生以来の病弱体質、また大学時代の断食体験から各種の民間療法を自ら実践研究を続け、超低カロリー食による自然治癒力での回復の成功。
近代医学、現代栄養学の定説をくつがえすこの療法で各種の難病を克服し実績を上げている。
日本総合医学会会長、元大阪大学非常勤講師。
『断食療法の科学』など著書多数。

本編05

それぞれの胃腸の処理能力〜凡人の毎日

甲田 人間もそれやったらイイわけです。 晩に渋滞おこったら、朝抜いて、昼抜いて、その渋滞をサバけばいんですね、、。
朝は、そう思ってます。。 夕べ、食べすぎたんで、今日はもう食べられんぞと。 ところが、昼ですね、会社で同僚が出張から帰ってきてですね、”おい、これお前の好きなお寿司。土産に持って帰ったで”、開けてみたらですね、、、あぁ〜、美味しそうな寿司で、2人前! 

夕べ、あんなに食べて渋滞おこってんのにやなぁ、これ食べたらアカンねんけども、一切れだけでも、、、一切れじゃ済まんねん(笑)

1個食べたら、全部いってしまいますまい(笑) はぁ、昨日あんなに食べ過ぎたのに、またコレ2人前食べてしもうた、、。

今晩こそ、一食抜かなアカンでと、、、、家帰ってみたらね、、里からおじいちゃんが帰ってきてて、”お前の好きな、コレ粕漬けや”っと(笑) またそれも食べてしまう。

だいたい凡人てなものはね、毎日こんなことやってますねん。。

伸びる腸、万病の元

伸びる腸

そしたら、渋滞したものはどこに行くんだと? それはね、人間は交通と違って、渋滞したものは腸が伸びてくるんですな。

金光 はぁ〜、、、はい。

甲田 それで、横に膨らんで来るんです。風船玉みたいにね。 それで伸びたところに食べ過ぎた分を収容します。で、それらが細菌類によって分解されてね、盛んに発酵しながら、消えていきますけども、その時に猛烈な毒ガスがいっぱい発生しますわね。

そしてね、それが1年、2年と続いてゆきますと、腸が伸びて垂れ下がってきます。垂れ下がった腸は安定が悪いもんで、アッチコッチ引っ張り合って癒着が起こり、腸が変形します。変形すると、ますます通りが悪くなります。 そこに内容物が引っ掛かります。宿便ですネ。

だから、こういうものは2週間、3週間せずに分解されますけども、次から次からと渋滞したやつがそこに引っ掛かりますね。これが万病の元です。宿便なんてこんなもんです。

金光 少食ということになりますと、若い女性がダイエットで散々苦労されているようですが、甲田先生の少食はダイエットの少食とは大分違いますか?

甲田 そうじゃないです。少食とは本当の健康食ということです。健康=少食で、ダイエットで無理をするのは悪い食生活です。 一時的ではなくて、死ぬまで続けていく少食で、元気に老いて働いていく健康食です。

養学の差別思想

刺し身

金光 量が少なくなって、栄養のバランスというものは、、、?

甲田 そこが問題なんですね、少食というものは宿便を貯めない秘訣なんですが、しかし少食になればなるほど、食事の質を考えなイカンなと。白米よりは玄米、白パンよりは黒パン、白砂糖よりは黒砂糖、マグロの刺し身やブリの照り焼きなんかよりは目刺しだとかイワシだとか、ちっさな尻尾も頭も全部食べられるもの必要がある。
そうするとね、今の栄養学では30種類食べるとありますね。 30種類食べれば、偏らず豊かな栄養が摂れるといいますけども、私はねこれは現代栄養学の差別思想になると思うんです。

金光 ほう、何が差別になるんですか。

甲田 それはね、もしも玄米や黒パン、黒砂糖、小魚を食べていれば30種類も食べる必要ない。それをね白米食べたり、ブリの照り焼きたべたりね、美味しいところだけを摘み食いしてるワケですよ。だから、皮とか骨とか栄養のあるところを捨てているんですよ。

金光 あ、それが差別ですか?

甲田 そういうことです。命を粗末にしてね。

金光 全体が命であると。

甲田 そういうことです。だからね、30種類も食べるということはね、選り取り見取りして命を粗末にしてる、こんなことはね差別思想の栄養学です。

金光 じゃなくて、丸ごとで頂くと、、

甲田 10種類ぐらいでイケる。 ネ!



有害食品研究会玄米と水銀、断食と農薬

金光 お話の趣旨は分かりますが、現実には農薬がかかっており汚染されていますと。それで農薬のかかった葉は捨てて、玄米の皮を剥いて、、、という考え方も一方ではあると思いますけども。

甲田 ありますけどね。少食になればなるほど、汚染されたものが腹に入ってくる量が少ないです。

金光 そうですね。

甲田 例えばね、玄米の場合に最初問題になったのは有機水銀です。私らは有害食品研究会というのを阪大の丸山先生を中心にやってきたんですが、そこでね問題になったのは水銀が玄米に1.8とすると、白米は1。玄米には2倍もね水銀が入っとんのやと。こんなんでええのかと。

金光 やっぱりそういう問題になりましたか。

甲田 それでいっぺんちゃんと調べてみようと、頭の毛がね、水銀が多いんですな。で、丸山先生がですね、”甲田君、玄米を3年間食べてる人達の頭の毛の水銀を測ろうじゃないか”っと。

でわたしが、全国の3年間以上玄米食べてる人達の毛をね送ってくれと、そしたら北海道から九州から全部で31人、髪の毛が集まったわけですよ。
それをあの当時は神戸の公衆衛生の教授さんで、北村先生に頼みました。 それで分かったのは、当時の(白米食の)日本人の髪の毛に含まれる水銀の量は6.1ppmだったの、そしたら玄米はその倍あるんだから、玄米を3年以上食べてる人はもっと多いだろうと思ってやったところ、、、5.9ppmだった。 少ないんです!

これはおかしいんじゃないか、なんでそうなるのやと。 そこで問題になったのですが、それはやっぱり玄米を食べていると食事の量が半分で済む。 で、玄米にはフィチン酸ってのがあってフィチン酸が水銀の吸収をさまたげてくれるんだ、、そういうことから玄米を食べていると、水銀があまり身体の中に貯まらないんだと。




そうするとね、やっぱりね、そんなに皮(水銀のある糠層)を怖がるよりは、少食でやっておったら、出してくれる。 それともう一つ、朝飯抜き、断食をすると身体から老廃物が出ることを分かって欲しいわけです。

これはね、昭和48年にまた神戸大学の公衆衛生の北村教授に頼んだんですけどね、うちの断食の患者さんが農薬をたくさん身体に持っているだろう(β-BHCの脂肪沈着)と、断食中にこれが出るかどうか調べてくれって言ったんです。

で、北村先生が全然興味ないんですわ。。 でまぁ、私が親しいもんですから、”甲田くぅん、そんなに言うんならな、断るワケにはイカンからな、いっぺん持ってこいや”、、、と言うて、それで断食前、断食中、断食後の3回、断食の患者さんのおしっこと血液持って行きましてね、測ってみたら北村先生がビックリされましてね、”甲田君、断食中にな農薬出るで、、”。

金光 ほうぅ、排出されるわけですね、ほうぅ。

甲田 そういうことです。それからこんどは北村先生の方が熱心になりましてね、もっと持ってこい、もっと持ってこいと(笑) 

それでちゃんと纏めて公衆衛生学会で発表されました。農薬も出るということですね。
そこでね、問題なのは朝飯を抜くというのは、これは出すっということです。

先に出すこと、人体のオーバーホール

オーバーホール

金光 イヤでもね、素人考えで上から詰まると、下から出るんじゃないかと、管ですから、、そうじゃないんですね。

甲田 そうじゃない、そうじゃないんですね。 それでね、断食する(飢える)ってことは、老廃物を出すのに非常に都合がいいんだと、腎臓からも大腸からもですね。 そこでですね、栄養学ってものを考えてた場合、やっぱりに出すってことが先じゃないかと、容れることは後。電車でもエレベーターでもぉ、、、、

金光 あ! なるほど降りる人が先、、、。

甲田 中の者が全部出て、そっから入るのが順序やないかと。そうするとね、朝、食事を抜いて、午前中に昨日の老廃物を全部出して、それから容れるっていうのが正しい食生活だと。 ところが、朝それをやらないと昨日の老廃物が残ったままなので、それで病気の元になる。

金光 そうすると、車でも長い間乗っていると時々分解掃除してキレイにするのと同じ、人間の分解掃除ですか?

甲田 そう、同じ。オーバーホールですがな。断食はオーバーホール。
だ、そうすると断食を治療法に使うよりは、健康法に使った方がいいですね。病気する前にオーバーホールして、病気に罹らないようにする。これが健やかに老いていく秘訣なんですね。

マイナス栄養

マイナス栄養

金光 そうすると、断食までは踏み切れないけれども、じゃあ少食で質を(食べ物の)考えていくと、ちゃぁんと年中掃除ができると?

甲田 そういうことです。 例えばね、お腹だけじゃないんですよ。 血管の中に脂肪が溜まってきますね、動脈硬化になりますね、これが詰まってしまうと、脳梗塞とか心筋梗塞になりますわね。

で、これを防ぐ為に血圧をあげなイカンと、そうでしょ、血管が詰まってくると血液が流れなくなってくる。

すると、血圧が上がったということは血管が、、流れ難くなっているということですわね。 そこで薬を使って血圧を上げたり下げたりするんですけども、もしも断食をやればですね、マイナス栄養というものはね、自己融解なんですね。 自分を溶かすんです。

何も食べませんからね、血管の中にある脂肪が燃えるんですな! エネルギーになってくれますねん、断食やったら血管内の脂肪が全部消えてしまいます。 そうなれば、血液の流れが良くなりますから、血圧上げる必要無いやないかと。

今、全国で3200万人のかたが血圧高くて、その半分のかたが血圧下げる薬呑んでますねん。 なぁんでそんな無駄なことやるんや、断食で血管の脂肪を溶かしてしまえば、何もそんな薬呑む必要ないやないかと。

こないだも私、血圧測りました。 そしたら、上が110です、下が70です。 そうすると、20歳の青年の血管やな。少食だからね、血管の中に脂が溜まらないんですなぁ、、。

金光 大正13年、1924年の生まれですよねぇ、、

甲田 75歳ですもん。

金光 ハァ〜、、それで食べ物は一日一食で、、。

甲田 それが血圧が110と70、頭の毛に全然白髪が無い(笑)

金光 無いですね! (笑)

つづく

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アヒンサーと読んでください。ヨーガの専門用語で非暴力を意味します。暴力や無益な殺生を止めましょうという話を展開してまいります。 ベジタリアンのお役立ち情報や、旅行記なども合わせて紹介していきます。