2021/04/04
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法界観音聖寺 登彼岸
かねて、クアラルンプールに来たら、ぜひとも行ってみたいと思っていたお寺に足を運びます。が、参詣はもちろんしますが、メインの目的は御食事です。素食の大食堂を備えたお寺として、名高い法界観音聖寺、通称登彼岸です。場所はアンパン地区になります。
法界ビュッフェ
法界とは俗界を超えた、仏様の世界ですが、神仏も御食事をするのなら、もちろん菜食でしょう。お昼時には付近のOLさん、ビジネスマンでごった返す大人気食堂です。みなさん、カルマのないお昼ご飯で、英気を養って午後もバリバリお仕事でしょうか。
こちら、精進料理ではありますが、修行者からビジネスパーソンからおばちゃん達まで、あらゆる層の胃袋を鷲掴みにしてる、様々な工夫が施された、彩り豊かな惣菜がズラーッと並びます。決して質素なものではなく、普段お肉や魚を好む人々でも満足間違いなしです!
豊富なメニュー
200人位は入れる、ひろーい食堂です。
まずメインの大皿を頂き、お好みで玄米あるいは白米をよそって、お料理を盛り付けて行きます。
お料理の数がまたすごくて、何十品目あるのか分からない程でした。
ライスはバスマティもしくはジャスミン米になります(同じ??)。
私が、お寺についた頃はまだ空いておりましたが、12:00を回ると堰を切ったように人で溢れてしまいます。余裕をもって行くのが肝心です。
しかし、逆にあまり早いのも料理が出揃わず、11:30AMぐらいが人もまばら、料理もできたてのゴールデンタイムでしょう。
揚げ物もたくさんありました。知りませんでしたが、春巻きは本来、春節を祝って食べるそうで、それで春巻きみたいです。縁起物なんですね☆
炒めもの、揚げ物、蒸したものはこれでもかってぐらいあるのに、文化の違いなのか、生野菜の類いは特に見当たりませんでした。
どんぶり勘定
まだ、空いているうちに、盛り付けていきます。こちらは焼そばとかぼちゃとおくらの炒めもの。これだけボリューミィでも、¥300-
お会計は完全に目分で、計ったりなどは一切ありません。レジのおばさんが一瞬で品目をスキャンです。そのせいか、実際より安いことはあっても、高めに取られちゃうことはまずなさそうです。
玄米の上に茄子の炒めもの、グリーンピースを乗せ、更に空芯菜をたっぷり盛りました。
¥350-
タイもですが、南国の茄子は日本のものより小ぶりかつ皮が薄くて味が良く、身体を冷やす効果もあるようです。
広東スタイル的な麺ものです。なんと、麺は精白されたものとそうでないものまで選べました。ホールウィートをチョイス。¥300-
上記のものを現地のおばさんと一緒に食べましたが、びっくりしたのがマレーシアの華人の人々は、広東、客家、福建、北京などなど、大陸の言語だけで6つも話すそうで、それにマレー語と英語が加わったスペックで当たり前じゃというのです。それが生活というものじゃよと、笑っておりました。マレーシアは将来とても発展するのではないでしょうか。様々な人種が見事に融合し近未来国家にいるような気がしてなりませんでした。
ロケーション
Dharma Realm Guan Yin Sagely Monastery Canteen
全品ヴィーガンになり、スイーツの販売もあり。パックされた焼き立てのパンもありますので、お持ち帰り可。尚、食堂ではお茶、スープと果物はフリーです。
寺まで歩いて10分のコンドミニアム型ホテル、ZEN ホーム パークビュー KLCC (ZEN Home Parkview KLCC)の周りには、インド料理、インドネシア料理、ローカルフードの屋台が24時間並び便利です。