2021/04/04
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立石野菜スープの材料
- 大根(一本の1/4)
- 大根の葉(一本の1/4)
- にんじん(一本の1/2)
- ごぼう(一本の1/4)
- しいたけ(1枚)
このうち、乾燥しいたけは予め天日に当てておく必要があるものの、用意に困るのは大根の葉でしょう。
なかなか、見事な葉をつけたままスーパーに並んでいるのは見かけないし、一本の大根からはせいぜい一回分の葉が付いている印象。
そこで、もっとも鮮度よく、コスパよく、大根の葉を調達する方法は葉大根を育てることです。
葉大根とは
葉大根とは、そのまま大根の葉を利用することを目的とした品種で、産毛が少ないのが特徴。
根っこもある大根比べると葉は柔らかく、サラダ、漬物、炒めもの、ふりかけ、汁物など、いろいろな料理に活用できます。
短期間で収穫でき、栽培もやさしいため、家庭菜園に向いている野菜です。
一般に大根は根っこの部分よりも葉に栄養素が集中しています。
が、店に並ぶ際には、根本の10cmほどを残して捨ててしまうのが普通。 非常にもったいないですね。
ただ、葉ごと茂る大根を買ってきても、立石野菜スープとして一気には使えません。
そこでやはり、いつも少量の大根の葉が欲しくなってきます。
自分で育てる
ならば自分で育ててしましましょう!
これで一気に問題解決で、常時キレイな大根の葉を用意できます。
そしてまた、この葉大根は育てるのが非常に容易なので、初心者でも素晴らしい出来に育てられるでしょう。
用意するもの
プランター
土
種
当たり前ですがこれだけ。
葉大根は根が張らず、ぷっくりと小さな白い大根が5cmほどできるのみで、
上に繁る葉が主役ですから、小規模ならプランターも小さいもので事足りてしまいます。
土だけは、まぁまぁのものを用意しましょう。
生命力の強さ
そして種ですが、こちらはダイソーの¥100-で二袋のもので充分。
素晴らしい発芽率と成長の早さです。
先日、一晩水に漬けて様子を観たら、既に殻を破っているものがあり、あわてて植えました。
翌日にはあらかた芽吹き、写真の様子は種を植えてから、なんとたったの3日!
カイワレとしてはもう上物です。
その成長の早さから生命力の強さを感じさせますが、なんといってもすごいのは発芽当日は台風19号が関東に直撃した日でした。
一つもダメになることなく、翌日の晴天によって倍ぐらいのサイズになっています。
スープやサラダに使う分には30日も待つ必要はなさそうです。
育てやすさ
発芽温度 | 20~30℃ |
まきどき | 3月中旬~10月中旬 |
収穫 | スープ用はサイズ次第でいつでも。 |
土に栄養があって、陽当たりがよければ、グングン育ち、スープ以外にもサラダ等に毎日使えてしまいます。
栄養豊富
実は大根は白い根の部分よりも葉に栄養が集約されており、西式では根と葉で別の野菜とカウントするほど。
特にカルシウムは植物の中でトップクラスで、ほうれん草を基準とすると、
ビタミンA ほうれん草と同等
ビタミンC ほうれん草より多い
カルシウム ほうれん草の5倍
その他、鉄分やカリウムが豊富で、青汁にももってこい。
スープ用の大根の葉、その他の選択
育て安さと、成長の速さから葉大根を栽培し、立石野菜スープの具材とするのはいちばんのオススメですが、
そんなのメンドくさいという方には、乾燥大根葉が使えます。
商品のレビューなどを見ても、野菜スープ愛好家はこちらを使う人が多いようです。
また、乾燥した製品に抵抗がある方は、カブが使えます。 カブの葉を大根の葉の代わりに同じ分量だけ使っても遜色のないスープに仕上がるとのこと。
カブは大根と違って、葉付きで売られるものですから、手に入らないことはないですが、スーパーに並んでいるカブをみるとどうしても葉に元気がないため、私は育て始めました。