メダカが爆発的に増えたいくつかの理由

time 2021/04/04

春うららかになってきました。
数年前に酒屋からもらってきたメダカ達の活性が上がってきてます。

メダカ飼育は奥が深い。。
メダカは簡単に増えるけど、また簡単に死んでしまうんです。

ほんのちょっとの気付きがあるかないかで、幸せな環境を提供できるかどうか随分変わってしまいます。

ビオトープのすすめ

ビオトープ(Biotop)とは、生命：ビオ（bio）＋場所：トープ（topos）を合わせた造語です。植物や生き物が共存している小さな自然のサイクルを持つ空間をいいます。
特に睡蓮鉢や小型の池で人工的に生態系をつくることが目的で、人が手を加えなくても、その鉢の中で生態系ができており、四季折々の自然の変化を楽しむことが出来ます。

メダカはそういった小いさな世界で飼育するにはうってつけで、自然界の縮図を観ているかのようです。

メダカの近くで洗濯物を干してはならない

うちにメダカが来て数年は、何故だか増えずに死ぬ個体が目立ちました。　私は幼い頃から淡水魚、カメ、ヘビ、イモリなどを育てていて自分勝手に飼育心のある方だと思っていました。

ところが、かわいいメダカ達が死んでゆく、、、。　一体何が悪いのか途方にくれました。

そんなある時、使っていた洗濯洗剤が切れてしまい買いに行くのも面倒で、余っていた固形石鹸をおろし金で削って使うという時期があったんです。　そうしたらメダカが死なない。

洗濯物もメダカの鉢も同じベランダにありました。　市販の洗濯石鹸は指定の分量で使っていましたが、洗濯物の繊維に残りそれが風に乗ってメダカの鉢に飛んできていたようです。

この時知ったのは、

洗濯石鹸は思ったより強烈
固形石鹸ではメダカは死なない

ということです。

洗剤がいかに環境を悪くしているかまざまざ知ったようでした。

底の土を増やす

睡蓮鉢の中の様子は、睡蓮やカモンバなどの水草が茂っていて見た目にはなかなかキレイなものでした。　ところがメダカは死なないまでも増えない。　最初は鉢の釉薬や睡蓮が悪さしてんのかな、、などと思っていましたが、ある時ピンっときたんです。

私は年に2〜3回はタイに行っていました。　タイの至るところでビオトープをみかけます。　日本と違ってメダカではなくグッピーや派手な色合いの熱帯魚が飼われているのですが、驚くほど鉢の中の土や泥が多かったのを思い出しました。　閉ざされた鉢の中では水の循環はありませんから、水をキレイにするのは微生物の仕事です。

乳酸菌や光合成細菌あるいは酵母などの有用菌類ですが、これらは土着しますので、微生物の住処が私の環境には足りなかったんですね。　そこでメダカ飼育に定評のある赤玉土（鹿沼土）を一気にドサッといれ、鉢のほぼ半分ほどは土、半分が水というバランスにしてみました。

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※タイでみた睡蓮鉢にはなんと7〜8割りまで泥が入っていた！蓮の華も美しく、魚は元気いっぱい！

するとどうでしょう、、、ほどなくしてメダカの産卵がはじまりました。

これは素直にうれしかった。

磁気活水で水質を改善する

こうしてどうにかメダカが増えだした頃、繁殖をさせるプロや小売店では磁気活水を使っていることが多いと聞き、早速導入してみました。

磁気クリップフリマサイトで売っているクリップ型がベランダのホースにピッタリだったので、それを2〜3個設置。

磁気活水自体は以前からキッチンなどに使っていて納豆のネバネバなどがよく切れるという実感があったため気に入っていたのですが、メダカと水草には素晴らしい効果を見せました。

まず、磁気活水を通した水では

幼魚も成魚も死なない
水にテリを感じる
成長したメダカの色揚がりがとても良い
水草の色も艷やかになった

土を増やしたことと、水質改善を工夫したことで小さな世界の大自然力は汚れ知らずで廻り始めました。

禁断のエサ、ニュートリショナルイースト

この段階でも充分キレイな環境となり、蓮も美しく咲き誇り、魚も元気いっぱいになりました。　そこで鉢をもう一つ増やし同じように土と水草をセットし生まれたばかりの小メダカ達を成魚から守ります。

※諸行無常。小メダカは食べられてしまう、、、んですが、これは子供が子供を食べてしまってる。

これまでエサは貰い物のフレーク状の熱帯魚用を与えていましたが切らしてしまい、何か私自身で使っているもので代用できないか探すと良いものがありました。

ニュートリショナルイースト（栄養酵母）です。フレーク状であってサイズがちょうどメダカにはピッタリだったのこれをあげ始めたわけです。

そうしたら、、、

産卵が止まらなくなりました。。

これまでよりも明らかに大量の卵を毎日々々ぶら下げ、あっという間に新しい鉢は小メダカでうじゃうじゃになってしまったのですが、一向に産卵が止む気配はありません。　結局4月〜10月まで毎日100個程は卵を回収していました。　小メダカの里親探しはホントに骨が折れました〜、もらってくれたお寺さんありがとうございます。

そんなこんなでメダカは条件が揃えばゴキブリ並みの繁殖力が有ることを知りましたが、それにしてもニュートリショナルイーストがかなり性腺を刺激したのは明らかでしょう。

人間でも精力絶倫になる為や、不妊治療にエビオスが使われます。　酵母の力はメダカにもいかんなく発揮されていたようです。

2年半の不妊で、精子の活動量が低いと診断されていました。
亜鉛、マルチビタミンミネラルのサプリ飲んでましたが結果的に効果が無く、本商品をネットで良いというレビューをみて購入しました。
服用して1ヶ月で30代平均を上回る精子活動量と診断され、服用2ヶ月目で妻が妊娠しました。
本商品の服用がすぐに妊娠に繋がった訳では無いと思いますが、私と同じような状況の男性には是非一度は服用を勧めたいと思います。

※エビオス錠の某レビュー。