2021/04/04
※場所は江戸川区東〜北小岩近辺です。
七月七日の夜より、飼い猫が戻りません。 まさか七夕の夜にお星さまになってしまったとは考えたくなく、猫がいなくなってしまった場合の対策や戻ってくる条件を探ります。
sponsored link
もくじ
猫の行動範囲
オスよりはメスの行動半径が狭く、去勢や避妊をした場合はさらに狭まります。
- 去勢していないオスの場合、半径500メートルほど
- 去勢済みのオス、半径約200メートル
- 避妊していないメスの場合、半径約150~250m
- 避妊済みのメスの場合は、半径約50~150m
うちの猫は避妊済みのメスなので、幸いにも最も行動範囲が狭い、しかし直ぐ目の前に大通りがあるのが怖い。
迷子猫のテリトリーを視覚的に限定するツールがありました。
https://maigo-pet.net/cat/map.php
猫が戻ってくる確率
これにもバラツキがあって、もし完全室内飼育の家猫が外から長時間戻ってこない場合、残念ながら戻ってくる確率は殆ど無いそうです。
ところが、出入り自由の半家猫の場合、80%近く戻ってくるという。かなり期待のもてる数値があり、うちの猫は外に自由に出していましたので、これには期待できます。
猫が戻ってこない期間
外に出歩き慣れた猫は、1日や2日戻らなくても心配し過ぎる必要はないようですが、1周間を超えてくるとやはり何らかのトラブルに巻き込まれ、動けなくなっている可能性が高いようです。
戻りたくても、戻れない可哀想な状態
しかし、、1周間食べていないとしても、健康上は目立った問題が出てくることもないようで、体力のあるうちに何とか状況を打破したいところです。
飼い主ができること
猫がいるであろう場所に目星をつけて探すのはもちろんですが、
地域の
- 警察に紛失届を出す。 飼い猫と特徴がマッチする猫を調べて貰えます
- 保健所に連絡をする。 もし回収されてしまったら、処分されないよう手を打っておく。首輪は生命線になるので非常に大切
- 清掃局にたずねる。 考えたくはないが、万一車に轢かれ死んでしまっていた場合、該当期間に該当ケースがなかったか聞いておく
- 自宅の周りに、エサやトイレの砂をまく。 今回、私はまたたびもまいておいた
猫のいそうなところ
低いところ、暗くて狭いところなどにハマって出られない可能性
高いところ、木に登って降りれない可能性
猫の帰巣本能
飼い主ができることにも限界があり、ここから先は猫のたくましさに賭けるしかない部分もあります。
母性本能を使った実験
しかし、猫には偉大な力が備わっており、何百キロも離れた場所から、何ヶ月もかけて戻ってきた例まであり、ある母猫を使った実験(非人道的)では、仔猫を1.6km〜26.5kmまで段階的に母親から離し、どこまで母猫が仔猫を探しあてるか試したところ、なんと7回目の7.4kmまでは仔猫のところに来ることが出来たそうで、8回目の26.5kmのみ目的を達成できなかったとのことでした。
迷路を使った実験
自宅から離れた場所に6つの出口のある迷路をつくり、中に猫を入れたところ、60%の猫は自宅の方角の出口を選ぶ。
24個の出口の迷路でも結果は同程度であった。
さらには、
猫には磁場がわかる?
猫に磁場を察知できる器官があるのは既知のようで、まるで渡り鳥のように方角を謝らずに進める。体内に設置されているコンパスが非常に優秀のようです。
太陽の位置を確認?
猫は時刻を知る手段として、太陽の位置を確認するというのです。 仮に知らない土地に来てしまっても、太陽の観え方がいつもと違えば自分で移動し調節する能力がある。
引き戻しの法
霊験修法曼荼羅という実在の密教僧の祈祷の様子を描いた、熱狂的なファンを持つマンガがあります。
このマンガの中に引き戻しの法という、消息の分からない人やペットにかける術のお話があり、
作中では海で水死してしまった死体すらも引き上げるといったことが描写されておりました。
実はこのマンガに出てくる僧侶達と同門同派の方が近くに住んでおり、普通の近所付き合いをさせて貰っています。
私が遊びに行ったり(寺)、うちに遊びに来たり、食事に行ったりといった関係なのですが、この引き戻しの法の話は、山での遭難者も死体で出てきたなど、マンガにも出てこない生々しいケースを多く聞いており、
対象が生きていても死んでしまっていても、ほぼ出てきているようです。
私も一度、もう1匹の猫が三日三晩帰ってこなくなってしまい、お願いしたところ翌日に出てきました。
今回も念の為にお願いしてありますが、どうも祈祷をした感じでは良い手応えをもっておられるようで、
出てきますよと励まして頂きました。
ともあれ、こういったことも含めて飼い主は何でもやっておかないと、もし猫が戻らない場合に、あれもできた、これもできたと後悔が残ってしまいます。
飼い主は全力を尽くしましょう!
最後に
猫は神秘的ないきものです。
うちに猫が来た時も、ある日突然でしたが、今思うとなんとなく実にうまいタイミングでした。
うちには今2匹の猫がおり、1匹が行方不明ですが、2匹は姉妹です。
この2匹の猫は、近所で虐待に近い扱いを受けていたものを突然引き取らないかと声をかけられもらったものですが、残された1匹が2週間泣き止まないと聞き、不憫でならずに結局2匹目も貰ってきました。
その2匹目が現在消息不明なのですが、自宅にいるもう1匹がまた、2匹目のいつも居た場所から離れなくなり、食も非常に細くなってしまいました。
一蓮托生の絆を感じ、なんとか無事に救い上げたいと痛切な思いで過ごしております。