2021/04/04
この10年間はすっかり玄米派で、もはや白米を買うことはないが、贈り物として頂くことが時々ある。
ありがたい限りだが、やはり不健康なもの目線で白米を見てしまい、人にあげてしまっていた。
しかし今はコロナ騒動の影響で米が市場から消える可能性もなくはない。 玄米は白米になってもその逆は絶対に不可能だが、
その差を埋めようと雑穀米をやってみる。
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何故、雑穀米でなく玄米なのか
ネットで雑穀米を探してみると、5〜16穀ぐらいのブレンドされたものがいくらでもヒットする。
これだけ色々なものを入れてあると、白米の悪いところも大分中和され、栄養価的にも随分イケるものになるのは間違いないだろう。
でも、私のこれまでの間隔だと雑穀米は所詮ふりかけのイメージ。
ベースが白米という状態であるから、ピュアで生きた玄米の方がパワーがあるように思う。
それに、フィチン酸による腸が強制的にスッキリする感覚が、どんなに雑穀にしても白米ベースだとなくなってしまうようだ。
業務スーパーの2つの雑穀米
雑穀米にはあまり情熱的にはなれず、もう安く済まそうと業務スーパーに。
二種類あり、500gはいって¥748-の十六穀米と、1000g入りの約¥500-十四穀米。
後者ははっきり言って破格。
ジャンク穀物を寄せ集めてパックしたものかも知れない、、多分そうだろう。。
でも、ここは安い十四穀米の方を買ってみる。
正直、高い方の十六穀米でも全然相場より安いし、見た目も悪くない。
対して、破格の十四穀米はというと、なんだかパッケージの小窓からみえる内容物に鮮度がないし既に疲れている印象を受ける。
安い方の雑穀米の内容
内容量は多く入っているものから順に記載されるが、いきなりとうもろこしが来てる。
そして何故か9個目に再びモロコシとくる。 産地か種類のちがうコーンであると推測されるが、コーンの類は遺伝子組み換えが跋扈しているし、そんなに健康的ではない認識。
そして、この2つのコーンがこの低価格を実現し、重量を稼でいるだろう。
2番目からはマトモな穀物が続き、8番目にオート麦がラインナップされている。
これも栄養価が高い割に非常に安価なのでかさ増しには持ってこい。
消費者目線だと後半のきび、あわがもっと多くはいっていると嬉しいは商品となる。
炊いてみると
おやっ、
なかなか美味そうだ! 自分なりに少し玄米を足して炊いてみた。
予想外に全体が色付き、香ばしさが出てる。 このへんは雑穀ならではの特徴で玄米より嗅覚に伝わるものがある。
う〜む、おもったよりも健康に良さそうだ。
食感
もちもちしている。
これは結構な量のコーンが配合されているからだろうか、食べた感じの食感はチマキの中身にすごく近い。
ゴロゴロっと混ざる豆の類がまたそれをよく演出している。
なかなか、ヴェジタリアンチマキを食べれる機会は日本にはないし、
思わぬ炊きあがりに予想外に食が進んでしまう。
多分、業務スーパー側もチマキ感が出るようにデザインしたように思えてきた。
それぐらいチマキの良さが出る雑穀米、最後にもち米が配合されてるのは確信犯に違いない。
感想
文句を言いながらも、色づきともちもち感に満足し結局は美味しく食べている。
消化が良いのは唯一白米の良さでもあるから、そこに格安の雑穀米で栄養を補給し味と食感がよくなるなら嬉しい。
これならまた白米を貰ったら、このチマキ風になる雑穀米を楽しもう!
それでもやっぱり玄米に慣れていると、お通じの方は雑穀米にしても違いが出た。
玄米の腸の掃除力は、やはり比類がないのもよく分かる。
いわんや、純白米の常食は胃には楽かもしれないが、腸に益はないだろう。
今回の格安雑穀米だが、黒米、黒豆、黒ゴマと3つの黒いキャラが良い仕事をしている。
これらのおかげで炊きあがり時には、白米がうっすら紫になっているのは雰囲気でるし、
ブルーベリーのように目のトラブル解消に役立つ成分もあるだろうと思う。