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タイで生き葬式

time 2019/02/22

タイで生き葬式

かねてより、タイで生きたまま葬式をして厄落としをするお寺があることを聞いておりました。厄年に入ってから本当にロクなことが続かずゲンナリしていましたので、心機一転、生まれ変わってこようと思います!

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アクシデント

伊勢丹前のバス停で待つこと10分、バスに乗り込みキップ売りのお姉さんにワット・タキアンに行きたい、生きたまま葬式をするお寺だから着いたら教えてくれてとお願いします。お姉さん快諾して、スムーズにコトが運んでいると思っていたのですが、、、。

降ろされたお寺がこちら。知らないお寺

なかなか立派な構えです。これなら素晴らしい体験ができそうです。

寺務所

早速、こちらの寺務所に入って葬式をやりに来た旨つたえると、

食事中のお坊さんが世話人に案内しなさいと指示し、別のお堂に連れていかれます。

葬式会場

これまた、立派なお堂。 そして中にはいり、着席すると、、

どうも様子がおかしい、、、んっ! あれれ、これ、、、ホントの葬式じゃねーか!!!

なんということでしょう! 眼の前の棺には死んだおばあさんが横たわっています、、、。
まさかのアクシデントで、参列者に加えられてしまいました、、、。動けず、しばらくそこに居てお経が終わったタイミングで脱出してきました。

仕切り直し

気を取り直して、名も知らぬお寺で情報を集めます。どうやら目指すワット・タキアンはここから二十分程。生き葬式に間に合うか微妙な時間帯になってきました。受付は16:00クローズとのことです。境内に駐車していたタクシーを拾います。

ワット・タキアン

時間はギリギリ、、、間に合いませんでした。。
残念きわまりないですが、これも日頃の行いが悪いせいでしょう。ワット・タキアンのオブジェ02

タキアンのオブジェ

仕方なしに普通に観光を始めますが、このお寺かなりかわっています。

こんなかんじのオブジェがところ狭しと配置されています。

近所の子どもたちのアミューズメントパーク化しているようです。

生き葬式やったり、子供受けを狙ったり、経営はかなりヤリ手なようです。

しかし、ここまで来て、何もなく終わるよりは、子供の心に還ってオブジェを楽しもと思います。だんだん仏教と関係のないドラえもんやトランスフォーマーまで出てきます。




すると、、、

境内をウロウロしている私達に読経中のお坊さんが声をかけてくれます。「どこから来たの、、?」、「ここは初めて、、?」と。それで今日あったことを詳しく話して、人の葬式にはでれたけど、自分の葬式に間には合わなかったよと応えます。 すると、、、破顔一笑、なんとホールで夕方のお勤め中のお坊さんたちを止め、こっち来いよっ!と。
急転直下、特別にもう一座葬式を設けてもらえることになりました。 これには私の気分もかなりあがり、やや簡易的ではありましたが生き葬式の儀式を受けることができました!

生き葬式

まずこちらの僧長さま?の前に座ります。生き葬式のお坊さん

経文による祝福を受けます。

、、、、、、、、、、、、、。

心地よい読経が暫くそれが続いて、起立をうながされイヨイヨ

棺桶が用意されて、、

ワット・タキアンの棺桶

中に放り込まれます。。

棺桶の中
しばくらくの間、中で過ごして、、、
棺桶の中にはキレイな生花も一緒で、死んだ人の気持ちを疑似体験しています。

そして、全てを捨てて、

生まれ変わって出て来ます。

棺桶に入った数分前と、今ではもう違う人生なのです。

ワット・タキアンのお坊さん2

お坊さんに呼ばれて、お経を読んでいただき、
顔に水をかけられ、再誕生の祝福を受けます。

気持ちは非常にサッパリ、うまくいかなかった人生を葬りリセットです。
しかし、この日からの新しい人生は最初から知識に満ちています。
おっさんですが、、。

最後に、、、

二度の葬式と生まれ変わりを体験した今日という日を祝して、お寺からペンダントが授与されました。
ワット・タキアンのペンダント

またこのお寺の境内は、タリンチャンという水上マーケットと隣接していますので、生き葬式とセットで楽しめます。

水上マーケットはこちらが詳しいです。
ワット・タキアン&タリンチャン水上マーケット

生き葬式も。
タイで有名なヤバい寺「ワット・タキエン」で、人生をやり直してきた
 

ロケーション

バスで行こうと考えるとロクなことにならないかも。当初、伊勢丹からバスで40分で着いた最初の寺から、ワット・タキアンまで20分。

そして、ワット・タキアンからバンコク市街地までタクシーで20分で帰ってきましたから、何やってんだろうと(´・ω・`)

これも厄落としだったのでしょうか、、、。

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アヒンサーと読んでください。ヨーガの専門用語で非暴力を意味します。暴力や無益な殺生を止めましょうという話を展開してまいります。 ベジタリアンのお役立ち情報や、旅行記なども合わせて紹介していきます。