2021/04/04
もうまもなく、タイではキンジェー。
このブログは去年のジェー記事から始まって、ほぼ丸1年。
記事数も100に迫ってきており、現地の様子をもって100記事目を飾りたいところですが、台風の影響などもあり、今年は断念。
どんなお祭りかだけ記しておきます。
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キンジェー2019
2019 キンジェー
9月28日
土曜日 夕方に開始
10月7日
月曜日 夕方に終了
上記の日程で、タイ全土が菜食習慣に入ります。 仏教、道教習合の神事で聖なるお祭りです。
この間、肉、魚、卵、乳製品、五葷(にんにく、玉ねぎ、ニラ、らっきょう、浅葱)を省き体内の大掃除をする目的もあります。
微笑みの国、タイの人々は親切かつ穏やかで通っていますが、この時期は輪をかけて親切ですので、旅行されるには適切なタイミングでしょう。
キンジェー
キンジェーは現地では単にジェーといいます。 別段、ジェー開催中でなくともヴェジ、ヴィーガンの方はタイでジェーと言えば、必ずお店を教えてもらえるか、精進料理を用意してもらえますので覚えといて損は無いです。
また、フードコートの中にも必ずジェーのお店がありますので、タイでの菜食ライフはけっこう充実したものです。
※メチャクチャ安い、タイ国内より割安! 空港のSIM屋はいつも行列ですから、着陸前にSIMを入れ換えるのがおすすめです。
中華街
さて、バンコクでのジェー開催中もっとも盛り上がるのが中華街ヤワラート。
この界隈は、やはり大陸にルーツを持つ人々が多く、信仰もタイの上座部仏教もとより、大陸の大乗仏教も混合され、更には道教くささに土着の精霊信仰までと多岐にわたり、先祖の故郷とそれぞれの住まいの神様が融合されています。
そんな道端の神々を眺めながら、バンコクきっての熱気あるエリア、あるいは最も汚いエリアを練り歩く楽しさは格別です。
ヤワラート関連ポスト
プーケット、クラビ
タイ南部リゾート地のキンジェーはもはや常軌を逸しています。
特にプーケット、どういう原理であのようなのトランスに入れるか分かりませんが、顔に槍や刃物を刺し貫いたまま、行進するというぶっとんだパフォーマンスが当たり前。
バンコク市内ではここまでイカれているのは目にしません。
ですので、ジェーの食事に興味のある方はバンコクに、フリークショー、まさに憑依された世界を覗きたいのならプーケットがおすすめです。
クラビはプーケットほどではありませんが、やはり奇抜なジェーのお祭りが堪能できますが、大自然が見事でありジェー以外の海に山に泉に良さがあります。
おそらく、ジェー期間中のお寺や廟では無料で食事を振る舞ってくれるでしょう。
田舎の良さ全開でオススメです。
ジェー開催中は
菜食目当ての方、お詣り目当ての方、身体に槍や刃物を刺しているのを見たい方と3通りの楽しみ方が出来ます。
週末はバンコクの中華街でもパレードがあり華やかです。 こちらは顔に凶器が刺さっているような狂気はなく健全パレード。
わたしならやっぱり、中華街で沢山の美味しいものに舌鼓を打ちながら、お詣りしたり、マッサージを受ける方が好きですね。
さて、このジェー開催エリアでは酒類の入手も困難になりますので、飲みたい方は予め用意しておきましょう。
何度も思ったことですが、タイではワインやウォッカが入手しずらい。 またスーパーに並んでいるものも割高です。
ビール以外のお酒にはあまり期待せず、持ち込んだ方が良いかと思います。
一応、酒屋も入っている、なんでも屋のフードランドマーケットです。
わたしはよくここでタイの玄米やココナッツオイル(安い)などをお土産に買います。
実はタイにはオーガニックの製品が多く、意識が高い一面があります。
ホテルの立地
ヤワラートでのお祭り参加なら、シーロム周辺が過ごしやすいかと。
中華街の中にホテルを取る難点として、ジェー開催中は一日中うるさいのとあまり両替できる場所がないこと。 一歩離れた、ホテルでゆっくり構えてプールやサウナでゆったり疲れを癒やしつつ過ごされた方が消耗しません。
ヤワラートは遊ぶには活気があって良いのですが、休むにはもうちょっと静かでキレイな場所が良いですね。